【浜崎あゆみ楽曲解説】
『Dearest』は、Do As Infinityの長尾大(D・A・I)さんとの初めての共作。キッカケは、D・A・Iが大阪ドームのライブを見に来た事で、その時に大阪の共通の友人が居ることが分かり、4日間位毎日遊んでいた。その時に今度一緒に曲作ろう！という事で『Dearest』が初の共作のきっかけ。
『M』や『evolution』で浜崎あゆみさんが「CREA」名義で作曲活動を行う内に、曲作りを楽しむ余裕も時間も無い状況になっていた。今回の共作でまた私は恵まれた環境で音楽をやっているのね、と思えるようになり、楽しかったし、嬉しかった。曲を作っている時に何か温かい感じたした。それまではすごく寒くて吹雪いている感じだったが、その時一気に溶かされた。だから温かい歌詞を書きたいと思ったしボーカルも温かい感じで歌えたらと思った。タイトルは色々な意味で最上級をあらわしている。最愛の人というよりは自分の今まで出来る最上級のものがこれ、という感じ。特定したあなたへ、という感じではなく、詞の“愛すべきもの”とか、“愛してくれるもの”というのも恋愛よりももっと深い愛、恋い焦がれた愛ではなく人と人としての愛を感じた。PV撮影はロス。1日もオフが無く、1日2時間の睡眠だった為、ヘンなテンションで撮影を乗り切った。[2001年12月号・雑誌Cawaii参考]

「Dearest」
PVがものすごく大変だった。PVを撮影したロスの熱帯雨林のような所は一体何だったんだろう？と思ったくらい。何日もぶっ通しでやっていたから本当にロスにいたのか？と思うくらい。石油王の未亡人の家でも撮影したが、家がヴェルサーチだった。家具じゃない、家が。すごくて眠れない感じでした。[03年3/31号 No.12・Weekly oricon参考]
ユーミンと桑田さんが好き　桑田さんと歌番組で会ったときは死にそうって思ったくらい嬉しかったが、緊張しててその時の事を覚えていない。[03年3/31号 No.12・Weekly oricon参考]